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Image Data Service

■ Image Data Service (IDS) について ■

ご利用前に必ずお読みください。

●背景

コンピュータの普及により、今日作られている書籍、カタログ、論文などほとんどの印刷物は、パーソナルコンピュータレベルのDTP(デスクトップパブリッシング)ソフトによって作られるようになりました。キーボードから打ちこまれた文字や、メールで受け取った原稿をレイアウターソフトに流し込み、写真やイラストを張り込むといった作業で制作されている現場がほとんどではないでしょうか。
また、最近では学生のレポートや論文なども、もはや手書き原稿などは貴重な存在で、ほとんどがワードプロセッサなどで出力されたものになっています。
このような現状から、文中に張り込む写真や図柄などのイメージは、フィルムベースのものよりも、デジタル化されたイメージデータの方が扱いやすくなっていることが予測されます。今後はますますこの傾向が強くなることでしょう。

●フィルムの問題

本などを制作するときの画像データとして、一般的にスライドフィルムが使用されていますが、フィルム原版は紛失、キズ、汚れなどの問題が発生する可能性が高く、2度と同じカットは撮れないということで、取り扱いに大変気を使いました。フィルムの貸し出しサービスもよくありますが、リスクが高い分、大変高いものになってしまいます。デュープを撮る方法もありますが、画質も劣化しますし、時間もかかり、価格的なメリットもあまりないでしょう。また、フィルムの保管場所の問題、フィルム管理の問題が発生します。
貸し出し先での事故も考慮する必要があり、貸し出したフィルムが返ってこないことも想定しておかなければなりません。
一方、借りる側も大変気を使います。長い制作過程で、借りた原版は厳重に管理し、使用後は無傷で返却しなければなりません。
「貸したフィルムがキズだらけになった」、「なくされた」、「コーヒー漬けになってしまった」などという話しは、よく聞くものです。

●イメージデータサービス

これらの問題を解決するために、VEINシステムではデジタル化した画像データの貸し出しサービスをはじめました。飼育書や獣医学書、VEINの各ページ、YIL電子出版部などで扱った画像をデジタルデータ化し、著者の許可のもと有料でご利用いただけるサービスです。
VEINシステムおよびYIL電子出版部では、今まで数々のウェブサイトやCD-ROMを送り出してきました。これらの長所として、安価にフルカラー画像が提供でき、フルカラー写真もしくはカラーイラストが使われています。しかも、扱っている画像は、他では手に入らない貴重な画像ばかりです。そのため、様々な読者の方から写真を使いたいという依頼をいただいておりました。
ウェブサイトやCD-ROMで扱う画像データは、元が何であれ、最終的には必ずデジタルデータに変換されます。したがって、今まで使われた画像データは膨大な量になっています。せっかくデジタル化されたデータになっているのですから、そのまま貸し出しできないかという発想ではじまったものです。
必要な画像がございましたら、どうぞご利用くださいませ。

●データ形式

画像データは、一部を除いて長辺130mm〜190mm、短辺80mm〜100mmで、印刷にも耐える300〜400dpiの解像度で保管されています。また、カラー画像は24bit(1670万色フルカラー)、モノクロ画像は8bit(グレースケール)です。サイズ的には、小さなもので1MB、大きなもので数MBほどの大きさになります。
ファイル形式は、低圧縮jpg形式で提供されます。ご希望がありましたら、ファイル形式の変更も行います。
非商用でのご利用で、パワーポイントでの使用に限定されている場合、パワーポイント用に画像データを加工し、メールにてお送りすることも可能です。その場合は、長辺約800dotのデータとなり、1ファイル100〜200KBほどのjpgデータになります。

●ご利用区分

YILイメージデータサービスのご利用は、商用と非商用にわかれています。商用、非商用の定義は以下のように考えています。
◆商用
・書籍、雑誌など、販売される印刷物やデジタルデータ(CD-ROM、ウェブサイト、その他電子データも含む)に利用する場合
・広告、チラシ、ダイレクトメールなど、営業広告目的の印刷物(CD-ROM、ウェブサイト、その他電子データも含む)に利用する場合
◆非商用
・学術論文、レポート、学会発表資料などに利用する場合
商用・非商用の区分によって料金が異なります。

●ご利用規約

YILのイメージデータサービスで扱っている画像は、すべて撮影者が著作権を保持しています。従いまして、使用目的(商用・非商用)にかかわらず、こちらで指定した画像提供者名を明記することに納得された場合のみ使用を許可するものといたします。
例:(写真提供:VEIN 山内 昭)
商用利用の場合は、1回の貸し出し料金で、一度だけ営利目的でご利用いただけます。複数の印刷物に使う場合は、別途追加料金をお支払いください。
非商用利用の場合は、非商用区分内では何度でもご利用いただけますが、作成した論文、資料などをVEINシステムおよび写真の著作者にコピーをお送りください。また、途中から商用として利用する場合は、別途商用利用の料金をお支払いください。
ご不明の点は、VEINまでご一報ください。

画像IDは、基本的にsss-ayymmddfl-nn-tttt... という形式になっており、それぞれの意味は次のようになっています。
  • s:動物種を表す3桁のID
  • a:属性 cは一般画像、vは獣医学画像(さらに細かい分類のために、c,vの後に数桁の標識をつけている場合もあります)
  • y:制作した西暦下2桁
  • m:制作した月
  • d:制作した日
  • f:著作権保持者の名(アルファベット1文字)
  • l:著作権保持者の姓(アルファベット1文字)flが重複する場合はこの後に数字が付くことがあります。
  • n:制作日の通し番号
  • t:備考
従いまして、flは著作権者のイニシャルになっています。各イニシャルに対応する画像提供者名の記述法は、次のようにお願いします。
  • km:日本大学生物資源科学部 村田 浩一
  • hk:吉川爬虫類研究所 川上 博司
  • kk:児玉どうぶつ病院 児玉 恵子
  • ym:森トータスランド 森 靖
  • st:エキゾチックペットクリニック 霍野 晋吉
  • ko:PAL動物病院 小野 啓
  • ay:YIL 山内 昭
著作者本人も同じ写真を使用することがありますし、VEINをご利用いただいている方は同じ画像を使用することも十分に考えられます。そのため、著作者以外の画像利用者は、著作者名の明記を義務づけることとします。
また、複数の著作権保持者がいる場合はflが数桁になっている場合もあります。その場合は2桁ずつに分割し、それぞれに該当する著作者を併記していただきます。

●料金体系

料金は個別に相談に応じさせていただきますので、メールにてお問合せくださいませ。
お見積りの上、返信させていただきます。

●ご注文方法

画像IDは重複のないユニークな命名がされています。ご注文の際は、注文ページから画像IDを指定していただくことになります。ご注文は、注文フォームをご利用いただくか、FAX、電子メールでも受け付けております。
ご注文いただいた画像データはCD-ROMに焼き付け、1週間以内に宅急便(代引きコレクト便)にてお届けいたします。CD-ROM到着時に、配達員の方に代金をお支払いいただくシステムなので、あらかじめ代金をご用意ください。


ご不明の点は、VEINシステム管理者までご一報ください。


Veterinary Exotic Information Network
Image Data Service
Created:2001/01/01